全国地番図公開マップは、市区町村ごとに整備された地番図データをブラウザ上で閲覧・共有できるプラットフォームです。
法務省の登記所地図が公式データを提供するのに対し、全国地番図公開マップはそれに加えて自治体やユーザーが整備・投稿したデータも含むコミュニティ型の地番情報共有の場です。
主な特徴
- 市区町村単位 — 自治体ごとに地番図データを管理・表示
- コメント機能 — 市区町村ごとのスレッドで境界情報をディスカッション
- データ投稿 — GeoJSON形式で地番図データをアップロード・公開
- 区画情報 — 選択した区画の面積・周長・境界点数を確認
- 表示色の切替 — 市区町村ごとに表示色を選択
- 登記所地図と重ね合わせ — 両レイヤーを重ねて比較可能
登記所地図との使い分け
登記所地図は法務省の公式データで精度区分・エクスポートに強みがあります。全国地番図公開マップはコミュニティ投稿データやコメント機能が特徴です。両方を重ね合わせて使うこともできます。
レイヤーをONにする
レイヤーツリーから「筆界調査データベース」→「全国地番図公開マップ」をONにします。市区町村の境界が地図上に表示されます。
市区町村をクリック
地図上の市区町村をクリックすると、右側にドロワーパネルが開きます。その市区町村の地番図データが地図上にロードされます。
地番図を閲覧
地番図の区画がポリゴンで表示されます。クリックで区画をハイライト、ホバーで地番情報が確認できます。
コメント・投稿
ドロワーパネルでコメントを投稿したり、GeoJSONデータをアップロードして地番情報を共有できます。
市区町村を選択すると、地番図データが地図上にロードされます。
区画の操作
複数市区町村の重ね合わせ
複数の市区町村のデータを同時に表示できます。隣接する自治体の地番図を重ねて、自治体境界付近の区画を確認する際に便利です。
区画の詳細情報
- 所在地・地番 — 区画の住所と地番
- 概算面積 — m2単位の概算面積
- 概算周長 — 筆界線の総延長(m)
- 境界点数 — 区画の頂点の数
GeoJSON形式の地番図データをアップロードして、市区町村の地番図として公開できます。
アップロードの流れ
- 対象の市区町村を選択した状態でアップロードボタンをクリック
- GeoJSON形式のファイルを選択
- 座標参照系(CRS)の自動検証
- アップロード完了後、地図上に自動表示
対応データ
- GeoJSON — ポリゴンデータ(筆界の面データ)
- 大容量対応 — 1GB以上のファイルもチャンク処理で対応
- プロパティ抽出 — 最初のフィーチャから属性情報を自動認識
アップロード時の注意
アップロードしたデータは公開されます。個人情報や非公開の情報が含まれていないことをご確認ください。データの正確性はアップロード者の責任となります。
区画をクリックまたはロックすると、詳細情報ウィンドウで区画の詳細データを確認できます。
確認できる情報
- 所在地・地番 — 区画の住所と地番
- 概算面積 — GISライブラリ(turf.js)による概算面積(m2)
- 概算周長 — 筆界線の総延長(m)
- 境界点数 — 区画の頂点の数
- 合計値 — 複数選択時の合計面積・合計周長
データの二次利用
- クリップボードにコピー — テーブルデータをワンクリックでコピー
- CSVダウンロード — 詳細テーブルをCSV形式でダウンロード
市区町村ごとに地番図の表示色を変更できます。
登記所地図との重ね合わせ
全国地番図公開マップと登記所地図の両方をONにすると、データの違いや整合性を視覚的に比較できます。色を変えて重ねるとわかりやすくなります。
📋 筆界調査の参考資料
- 登記所地図と併用して境界情報を多角的に確認
- コメント欄で地域の境界に関する情報を収集
- 異なるデータソースの地番図を重ねて整合性を検証
🏠 不動産調査
- 取引対象地の地番図を複数ソースで確認
- 隣接自治体の地番図を重ねて自治体境界付近を調査
- 区画の面積・周長の概算値を参照
🏛️ 自治体・地域
- 自治体が保有する地番図データのオープンデータ公開
- 地域住民による境界情報の共有・議論
- 地籍調査の推進に向けた情報基盤として活用
📚 教育・研究
- 地籍制度の学習教材として
- 地番図データの品質比較研究
- 自治体間のデータ整備状況の調査
全国地番図公開マップを使ってみましょう
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