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2025登記所地図 ガイド

法務省登記所備付地図データをブラウザで閲覧・分析・エクスポート

OH3を開いて試す
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登記所地図とは

登記所備付地図データは、法務省が公開する不動産登記に基づく地図データです。全国の土地の区画(筆)の境界線・地番・精度区分などが含まれ、不動産登記や筆界調査の基礎資料として利用されます。

OH3では2025年版のデータをPMTiles形式で高速に配信し、ブラウザ上でシームレスに閲覧・検索・分析・エクスポートができます。

主な特徴
  • 全国データ — 法務省が公開する登記所備付地図の全国データを収録
  • 高速表示 — PMTiles形式でタイル配信。ズーム・パンもストレスなく操作
  • 精度区分 — 甲一〜乙三の6段階の測量精度を色分け表示
  • 地番検索 — 地番で区画をフィルタリング・ハイライト
  • 多彩なエクスポート — SIMA・DXF・Shapefile・GeoJSON・KML・CSV対応
  • 投げ縄選択 — 自由な範囲指定で一括選択・分析
表示レイヤー
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筆ポリゴン
土地区画の面(塗り)
📏
筆界線
区画の境界線
🔤
地番ラベル
各筆の地番表示
境界頂点
筆界の頂点(基準点)
🔲
図郭
地図シートの境界
📍
任意座標系基準点
任意座標系の原点・基準
🖱️
Section 2

基本の使い方

レイヤーをONにする レイヤーツリーを開き、「筆界調査データベース」→「2025登記所地図」のチェックをONにします。コントロールパネルが自動で表示されます。
対象地域にズームイン 地図を操作して閲覧したいエリアにズームインします。ズームレベルに応じて筆ポリゴン・筆界線・地番ラベルが自動で表示されます。
区画をクリックして選択 地図上の筆をクリックすると、ハイライト表示されます。複数筆の選択も可能です。投げ縄ツールで範囲指定して一括選択もできます。
詳細を確認・エクスポート 選択した区画の面積・周長・境界点数を確認。SIMA・DXF・GeoJSONなど多彩な形式でエクスポートできます。
アクセス方法

レイヤーツリーは画面右側のレイヤーアイコンから開けます。「筆界調査データベース」カテゴリ内に「2025登記所地図」があります。

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Section 4

エクスポート

選択した区画データを多彩なフォーマットでエクスポートできます。

フォーマットモード説明
SIMA簡易 / 詳細測量データ交換フォーマット。簡易は座標データのみ、詳細は属性情報付き
DXF2D CAD / 3D測量2Dは一般的なCAD用途、3Dは座標系付き(公共座標系第1〜19系対応)
ShapefileESRI形式。QGIS・ArcGIS等の業務用GISソフト向け
GeoJSON通常 / 融合通常は筆ごとに個別出力、融合は選択範囲を1つのポリゴンに統合
KMLGoogle Earth形式
CSV座標テーブル。Excelで開ける
SIMA出力の座標系

SIMA詳細モードとDXF 3Dモードでは、公共座標系(第1系〜第19系)を選択して出力できます。地図の中心位置から座標系を自動推定する機能もあります。

GeoJSON融合モード

複数の筆を選択した状態で「融合」モードでGeoJSON出力すると、選択範囲が1つのマルチポリゴンに統合されます。一団の土地の外形を取得したい場合に便利です。

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Section 5

精度区分の色分け

登記所地図は測量精度によって6段階の精度区分(甲一〜乙三)に分類されています。OH3では区画ごとに色分け表示し、精度の分布を一目で確認できます。

甲一 甲二 甲三 乙一 乙二 乙三
精度区分意味
甲一濃い緑最高精度。都市部の精密測量(地籍調査・14条地図作成)
甲二高精度。基準点測量に基づく地図
甲三黄緑中高精度。一般的な地籍調査の成果
乙一黄色中精度。やや古い測量に基づく地図
乙二低精度。旧来の測量成果
乙三最低精度。明治期の地租改正に基づく旧公図など
精度区分の活用

筆界調査や不動産取引の際、対象地の精度区分を確認することで、境界の信頼度を事前に把握できます。乙二・乙三の地域では現地立会いや測量が特に重要です。

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Section 6

フィルタ表示

特定の条件に合致する区画だけを表示するフィルタ機能があります。

筆界未定地フィルタ

筆界未定地(隣接する土地との境界線が確定していない土地)のみを抽出して表示します。地番に「筆界未定地」が含まれる区画が青色でハイライトされます。

水路・道路の色分け

地番が「水-」で始まる水路区画と「道-」で始まる道路区画を自動で色分け表示します。

区画種別地番パターン
水路「水-」で始まる地番
道路「道-」で始まる地番
その他透明上記以外
融合(ディゾルブ)表示

隣接する同一所有者の区画を融合(ディゾルブ)して表示するモードもあります。所有単位での面的な広がりを把握する際に便利です。

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Section 7

詳細情報の確認

選択した区画の「詳細」ボタンをクリックすると、詳細情報ウィンドウが表示されます。

確認できる情報
  • 所在地・地番 — 区画の住所と地番
  • 概算面積 — turf.jsで算出した概算面積(m2
  • 概算周長 — 筆界線の総延長(m)
  • 境界点数 — 筆界の頂点の数
  • 合計面積・合計周長 — 複数筆選択時の合計値

データの二次利用

概算値について

表示される面積・周長はGISライブラリ(turf.js)による概算値です。不動産登記の公簿面積とは異なる場合があります。正確な面積は登記簿謄本をご確認ください。

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Section 8

表示カスタマイズ

地図の見やすさや用途に合わせて、表示スタイルを自由にカスタマイズできます。

線の色

筆界線の色を5色(赤・黒・青・緑・橙)から選択できます。ベースマップとのコントラストに応じて最適な色を選んでください。

線の太さ

筆界線の太さを0.5ピクセル単位で調整可能です。広域を俯瞰するときは細め、個別の筆を確認するときは太めに設定すると見やすくなります。

頂点の表示

筆界の頂点(基準点)を円で表示します。色は6色(赤・黒・青・緑・橙・透明)から選択でき、透明にすると非表示にできます。

航空写真との重ね合わせ

ベースマップを航空写真に切り替え、筆界線を赤や青に設定すると、実際の土地利用と登記境界の関係が一目でわかります。

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活用事例

📋 土地家屋調査士の業務

🏠 不動産取引

🏛️ 行政・まちづくり

🔍 研究・分析

🏫 教育

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